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【アトラスニュース】 オーバーウォッチの帰還

OVERWATCH IS BACK: UNCERTAINTY AND HOPE AFTER UN CONFIRMS VIGILANTE ACTIVITY

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ニューヨーク(アトラス ニュース) – さかのぼること数週間、世界中で暴力事件が大量発生していると、現地調査員から報告があった。その事件の中の一つに先週月曜日に発生した「ミュージアム強盗」があり、この事件には元オーバーウォッチ諜報員 数名の関与が疑われている。

本日ついに国連は、“元” 諜報員たちの行動は国連とは無関係であると声明を出した。 

国連の簡易声明の全容:
「われわれ国連オーバーウォッチを解体し、彼らの活動に対し何一つとして権限を与えていない。オーバーウォッチ再設立は依然として許可されるものではない」。

この声明を述べた報告者にいくつか他の質問を投じたが、返答はなく、私たちにこれ以上の質問を許さない姿勢だった。

この短い声明はとある大胆な事実と矛盾している - 公式にはオーバーウォッチは解体されたとなっている、しかし、オーバーウォッチの最期を見届けた人間は誰もいないのだ 。国連によるオーバーウォッチの解体は、ただエージェントたちを世界の闇に葬っただけなのではないだろうか。

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このニュースは”とある疑惑”にさらなる拍車をかけた。いや、そうに違いない。オーバーウォッチは、民衆のネガティブな感情と、ヒーローパワーの衝突や濫用(らんよう)に対するクレームに圧倒されたため、解体されたのだ。その一方、今もなおオーバーウォッチのメンバー達は国連とは無関係に活動している、と私は確信した。

 

KremlinからDowning Street までの政府はオーバーウォッチの違法活動についてすぐさま厳しい非難声明を出した。政府が非難声明を出す一方、民衆は違った。アトラス ニュースの世論調査では、オーバーウォッチのエージェントたちが“ならず者”になる可能性に対して、民衆の大部分が怒りを示した。しかし世論調査に記載されていた最後の質問によって、大変興味深い反応が浮き彫りになった。


オーバーウォッチの復帰は世界にとって何を意味する?」 - ”わからない”  約75%

 

オーバーウォッチの歴史は”よくわからない”歴史である。戦時中はオーバーウォッチが人類の救世主だったが今日では、その不名誉な幕引きについて多くの人たちが苦い思い出を捨てられずにいる。

 

今一体何が起きているのか?

それを理解するにはオーバーウォッチの「これまで」、そしてオーバーウォッチ誕生の原因となった絶望的な歴史的事件について目を向ける必要があるだろう。

 

 

 

オムニック クライシス

オムニカコーポレーションがロボット化産業に革命を実現した瞬間、まさに世界は経済の黄金期に入る寸前だった。大規模な自動構築型メカと自律発展可能なソフトウェアアルゴリズムが特許化され、”オムニウム”のマークをつけられ、世界中に出回った。

 

次に起きたことは、読者のみなさんも教科書で学んだだろう。そう、オムニウムの崩壊である。外部の監査により、オムニカコーポレーションは経済成長とその生み出す利益を約束していたが、その約束は実現不可能であるということが発表された。詐欺の証拠が発見されてから、オムニカは調査、強制解体され、オムニウムはシャットダウンされた。

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驚くことに、事件はオムニカコーポレーション解体時に起きた。停止されたはずのオムニウムがバックアップを起動し、即座に全人類に対して軍事行動を開始したのだった。

 

多くの国が戦争のための備えがあった。しかし、どの国として、どれだけ強力な軍事力を持っていたとしても、たった1つのオムニウムを停止させることはできなかった。人類が賞賛した自己成長型ロボットは悪夢のような戦力として人類に牙を向けたのだ。ことをより悪くした原因は、ロボットたちはもはやオムニックを守ろうとしていないことだった。ロボットたちの攻撃には、もはや目的がなかった。彼らはただ攻撃を繰り返し、人類はその理由を理解することすらできなかった。

 

 

 

オーバーウォッチ:戦局の転換

全ての国が自分たちの領地を守れずにいた。しかし、軍事家と戦略家たちが、この近代戦争に対抗できる独創的な手法を考えだした。秘密裏ではあるが国連は、オムニック勢力に大きな一撃を与えられる少数精鋭のチームを集めることに力を尽くした。チームメンバーの名 – モリソン(ソルジャー76)、レイエス(リーパー)、アマリ(ファラの母)、Liao、ヴィルヘルム(ラインハルト)、リンドホルム(トールビョーン) – は今でも伝説として語り継がれている。世界は彼らをオーバーウォッチの創設者たちとして知ることとなったのだ。

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最終ミッションにて、彼らはオムニック司令官とコントロールプロトコルを標的にした。多大な犠牲と英雄的な行動が行き交う危険な強襲の果てに、彼らは全てを破壊し、オムニック兵器を行動不能にした。オムニック クライシスはついに終焉を迎えたのである。

 

数十年後、オーバーウォッチは成長し、世界の安定を目標とし活動していた。世界も彼らを受け入れていていた。オムニックのならず者、テロリスト、戦争扇動者、その全てが、ひたむきで巨大なオーバーウォッチのパワーに対抗できなかった。自然災害時、我々は英雄的な救助活動とめざましい復興活動を目にした。蔓延する病原菌の根絶、環境系被害の復旧、医療技術の革命的進歩、これらがオーバーウォッチのパイオニアたちによってリードされてきたのを目撃した。彼らは希望の象徴だった。全ての世代、いや、私の世代は、彼らが人類にとってなくてはならない存在であることを信じてやまなかった。

 

 

 

凋落

オーバーウォッチでも犯罪の撲滅はできなかった。栄光を浴びるさなかでも、「力を持った集団には厳重な監視が必要だ」という主張のもと、オーバーウォッチの権限の制限を必要とする声が多く存在した。また、陰謀めいた軍事作戦 – 暗殺や誘拐のような仕事 – のうわさがあったものの、ヒステリーじみたおとぎ話だとして政府に否定された。

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しかし時が経つに連れて、批判を軽くあしらうことが困難になり、当局の対応が民衆の不安に対して意味をなさなくなってきた。物議をかもしだす軍事行動は民衆の怒りを買い、高名で賞賛されてきたオーバーウォッチエージェントの何人かは不名誉除隊を強いられた。ことの“終わり”がこの程度であれば、「組織が古くなったこと」、「官僚の肥大化」、「方向性を顧みない古典的リーダー」という、“ある種避けられない通過点でオーバーウォッチはつまずいた”のだと民衆の理解を得られたのかもしれない。しかし、実際の“終わり”はこの程度ではなかった。

 

オーバーウォッチ最後の年、”Blackwatch”と呼ばれる最高機密がリークされた。暗殺、強制、誘拐、拷問、それ以上の“指令”、が指令内容に描かれていた。”攻撃的で、多くの国の主権を脅かすオーバーウォッチ”を停止するように政府は国連に要求した。民衆の不信感は大きくなり、ある日それは起きた、大規模な爆発がオーバーウォッチのスイス本部を覆い尽くしたのである。国連はこのことを”事故”と呼んでいる。今日、この戦いは、オーバーウォッチ司令官ジャック モリソンとブラックウォッチ司令官ガブリエル レイエスの内部抗争だと明らかになっている。オーバーウォッチの死の前兆はこの2人の仲間だった。彼ら2人は自分たちが作り上げた全てを崩壊させたのだった。

 

この事件の後、オーバーウォッチの全てを明らかにすることが求められた。オーバーウォッチの影である”Blackwatch”は全世界に知れ渡ることとなった。組織内部の熱心な支持者でさえも真実に頭をもたげ、ついにはオーバーウォッチの解散を求めるようになった。

 

国連オーバーウォッチを解散するほかなかった。当時ほとんどの民衆が疑うことなく、オーバーウォッチの解散を正しい行為だと受け止めた。「世界がより平和に近づくことは決してない」 - 誰しも思った - 世界の安定と成長を阻む最大の敵はオーバーウォッチそれ自身だと。こうして時は過ぎ去った。

 

 

 

現在

オーバーウォッチが無くなった昨今、世界は変化を続けている。オムニックの市民権、民権運動は盛んになっている。世界経済は勢いづいている。良いニュースは尽きることはない。

 

しかし、オーバーウォッチと同じように、良いニュースは多くの黒いうわさを隠している。オムニックの聖職リーダーであるTekhartha Mondatta(モンダッタ)が暗殺されて以来、人間-オムニック間の緊張はこれまで以上に高まっている。戦争は避けられないだろう。特定の企業が諜報員を雇い、搾取の取り決めを認めるように政府役員を“説得”させていることや、それに失敗すると天然資源の確保のために傭兵を雇っていることを、現地の政治家は批判している。影の組織の行動が刑事告訴を逃れているにもかかわらず、彼らの仕事には多くの場合、市民の死体が伴うことに我々は目を背けている。

 

これがオーバーウォッチがなくなった結果なのか?
もはや彼らは見守ってくないのか?

彼らが誰も助けられないと思うぐらいに世界情勢は絶望的なのか?

そして、世界は彼らの復帰を望んでないないのか?望むべきではないのだろうか?

 

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未遂に終わった月曜日のミュージアム強盗。その監視カメラ映像に世界が注目することとなった。元オーバーウォッチエージェントの2名が命をかけて、2人の恐るべき傭兵に立ち向かい、そして強盗を阻止したのだ。しかし、この戦いは「奇跡的に死者を出さなかった単純な騒乱」と認識されている一方、私は「別の出来事」にも注目せずにはいられなかった。

 

この暴動のまっただ中に2人の幼い少年が取り残されていたのだ。(そしてあの状況で前を向いていたの賞して、誰かが彼らにメダルをあげた。翻訳求む)。襲撃の後に、彼らは”トレーサー”として知られるオーバーウォッチ諜報員(レナ オクストン)のことを少しだけコメントしていたそうだ。監視カメラの映像からはトレーサーが少年たちに何かを伝えているものの、その内容までは不明だ。

しかし、監視カメラから少年の顔に表れている1つの感情は読み取ることができる。

 

希望

 

オーバーウォッチの話題が挙がると、私の世代はとても良い気分になる。私達にとって、オーバーウォッチは私達世代そのものだ。オーバーウォッチの堕落は裏切りに他ならない。しかし私の皮肉的な一面が、世界に断固たる行動を取るべきだと要請する。もし、一度はオーバーウォッチを失墜させた力が、再び非公式の自警団の力として戻ってきたのであれば。

 

私を躊躇させる理由がある。私達オーバーウォッチ世代は年をとってしまった。かつて私たちは希望を信じたがダメだった。
しかし希望はまだ私たちのそばにある、そして他の誰かは思いもつかない方法で希望を与える道を選んでいる。

 

最近の世界を取り巻くニュースを思い出してほしい。冒険家でもある中国人環境学者が絶滅危惧種の北極オオカミを崩壊する氷河から自前の発明品だけで救出した話。とあるブラジル貧民街出身のミュージシャンが、現地で搾取を繰り返す企業をリークし、さらにはその企業を打ち倒した話。英雄的な行動が取り上げられ、賞賛されるようになった韓国のメカパイロット(なんとプロゲーマーから転身した!)の話。

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オーバーウォッチが雇い入れるであろう素晴らしい個性を持つタイプの人間が確かに存在する。ネットに目を向けてほしい。今の子供達が彼らをヒーローとして尊敬しているのは確かだ。過去のオーバーウォッチがなかったら、今ヒーローとして崇められている彼らが、そのような行動を取ろうと思っただろうか?

 

これから先のことはわからない。残念ながら、生存しているオーバーウォッチエージェントの全員が自分の才能を平和のために使っているわけはない。しかし、昨日ミュージアムで起こった事件を思い出してほしい。監視カメラには”どちら”のオーバーウォッチが映しだされていたのか?真実を隠す、腐敗した暗殺者?それともオリジナルオーバーウォッチの思想を受け継いだ2人のヒーロー?

 

大切なのは、昔のオーバーウォッチが私達を落胆させたからといって、
新しい世代のヒーローも同じように恐れるべきなのか?なのだ。

 

きっと違う。

 

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