ランクマッチ上位帯に異変が起きている。
それも良くない異変だ。
ランクマッチの仕組みを逆手に取った行為、
さらにはブラックビジネスまで。
今回はそこのところをお伝えします。
・本来は遊び「スマーフ」
スマーフプレイヤーというのを聞いたことがありますか?
自分の高い実力を隠し、
低レート帯で無双することを目的としたプレイヤー。
高レートプレイヤーが低レートでプレイする。
「俺TUEEEEEEEE!!wwww」
これ自体問題はありますが
小学生がやりそうなかわいいもの程度です。
・スマーフとアンダードッグ
ところがランクマ システムの隙を付く、
スマーフを使ったプレイが発見されたことにより
スマーフプリメイドが横行するようになってきました。
そのシステムの隙とは
レートが10以上(諸説あり)離れたモノ同士がパーティーを組み、
ランクマに行くと必ず「アンダードッグ」になるというものです。
この仕組を使うことで高レートにもかかわらず
アンダードッグ戦をやり続けることができ
高いレートをキープする悪行プレイヤーが増えることとなりました。
ちなみにこの方法でレート80をキープしているユーザが
いることが明らかになっています。
例:レート65とレート30(本アカは70)が組むと
常にアンダードッグ戦となるため
レート65は安定してレートを上げることができる。
・レートブースト業者の台頭
この流れの最期に目をつけたのはレートブースト業者。
効率よく安全にレート上げられるので
これをビジネスにする人すら現れてきました。
お金がかかっているとなると業者は本気です。
遊びのスマーフではなく本気のスマーフなので
量・質(悪い意味)ともに高いレベルで実行しています。
ランクマの質を著しく下げていることは言うまでもないでしょう。
・ブリザードの対策は?
もっともシンプルな対策はユーザBANでしょう。
しかし未だにチートプレイヤー撲滅を
達成できていないことを考えると
BANもイタチごっこに終わることが予想されます。
残る選択肢はシステム的に塞ぐこと。
一番簡単なやり方はスマーフプリメイドを塞ぐこと、
つまりタイトルどおり「レート±10は組めなくなる」です。
・憎むべきは悪
こういったパーティーを限定する仕組みが入れば
ユーザの反感を買うことになるでしょう。
しかし憎むべきは悪用ユーザです。
ブリザードは私達の体験のために
全力を注ぐ義務があります。
それを悪用ユーザに邪魔されているという事実を
私達は知っておいても良いと思います。
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