【初心者ガイド】まずは基本構成を知ろう
・はじめに
今回のテーマは、
「チーム構成を知り、チームの目的を理解しよう」
というものです。
オーバーウォッチでは1チーム6人で作られます。
6人にどのようなヒーローを割り当てるのかを構成と呼びます。
構成は他に、編成、コンプと呼ばれることがあります。
チーム構成が決まればチームの攻め方も決まります。
例えば、
「敵に飛び込み乱戦を生み出すチーム」
「有利ポジションを確保する、マップを活かしたチーム」
「特定のヒーローのシナジー※のみを狙うチーム」
などなど。(※相乗効果のこと)
なぜ構成を理解しないといけないかというと、
構成の目的を知らないと適切なピックができないからです。
この記事では、
アナタに求められるピック、また、求められるプレイの
イメージがしやすくなるように、
広く一般的に採用される基本構成について説明します。
環境が変化にともない、本内容が現状に適していない可能性があります。
・2-2-2構成:オールマイティ型
アタッカーを2人、タンクを2人、サポートを2人、
これが2-2-2と呼ばれる所以(ゆえん)です。
ちなみにここでいうアタッカーは
オフェンスロール、ディフェンスロールを含みます。
2-2-2の強みはチームでできることの多さです。
例えば、近距離アタッカーと遠距離アタッカーを
採用すれば、全距離対応型チームが出来上がります。
逆に、対空アタッカーを2人採用することで強対空チーム、
フワフワ飛んでいる敵を叩き落とすのが得意、となります。
タンクも2体いるのでお互いを守り合うことができます。
サポートも、片方が倒されてしまっても、
もう片方がチームを支え続けることが可能です。
2-2-2初心者は、まずはバランスを意識するといいでしょう。
チームが持つ選択肢が多いだけに、
各メンバーが何をやりたいのかを読み取れないと
ピックや動きが噛み合わないかもしれません。
・タンク構成:じっくり型
3人がタンクを2人がサポートを選ぶ構成です。
残り1人のピックによっては以下のように呼ばれることもあります。
アタッカーの場合、3-1-2構成。
タンクの場合、クアッドタンク構成。
サポートの場合、3-3構成。
どのタンク構成であったとしても、
持ち前の体力で前線を押し上げていくのが強みです。
少々の被弾はへっちゃらです。
チーム全体の耐久力を上げるラインハルト、
タンクの体力に見合う回復力のアナは必須ピックです。
他タンクのピック状況でチームの動きが決まります。
ザリア・・・多少無理にでも殴り合い
ロードホッグ・・・盾割とキャッチ
D.va・・・特定の敵への粘着
ウィンストン・・・敵後衛を荒らす
・ダイブ構成:乱戦型
フランカーを2ピック、ウィンストンをピック。
フランカーというのはゲンジ、トレーサー、ファラなど
敵の後衛を直接攻撃できるアタッカーのことです。
縦横無尽に動き回るため、
回復が容易なゼニヤッタがピックされることも多いです。
俊敏性をさらに高めるルシオ、
飛び込んだ味方を無敵にするザリア、
混乱に乗じて頭を撃ち抜くウィドウなども残りのピック枠。
敵の考えなんてお構いなしに、懐に飛び込み
一瞬で敵チームのキーヒーローを倒していくスタイルです。
飛び込むタイミング、フォーカスが重要になってくるので
上級者に許されたスタイルと言えるかもしれません。
そのプレイは美しさそのものなので大会を沸かすことも多いです。
・各ヒーローへの理解が近道
ひとまず、基本構成は理解できたでしょうか?
これだけで終わりではありません。
世の中には基本構成を守ることだけで
安心する初心者の、なんと多いことか!
本当はこの先があります。
それは「各味方の仕事は何か?」です。
各味方が何をしたいのかを理解し、
そのチャンスを作る、苦手なシーンをカバーする、
この連携ができて初めて構成は機能します。
そのためにはチーム内コミュニケーションや
自分自身いろんなヒーローをさわり理解する必要があります。
・強構成は移り変わる
さまざまな構成を説明してきましたが、
時代とともに強い構成は移り変わります。
例えば、
アナの回復力が他の要素より秀でているパッチ時代では
タンク構成が主流となります。
このように、時代にあった主流構成を選択することが
勝利に近づく秘訣となっています。
主流の構成については当ブログで発信し続けますので
チェックすることをオススメします。
・こだわらないバカ、執着するバカ
以上で構成のお話は終了です。
構成というは、つまりは「チームでどのように攻めるか」なのです。
チームで勝利を掴むオーバーウォッチにいて
チーム構成をないがしろにするプレイは
愚の骨頂と言っても過言ではありません。
ピックの段階で構成にこだわりましょう。
しかし、オーバーウォッチの別の重要側面に
自由にピックを切り替えることが挙がります。
最初に選択した構成では敵に勝てないと感じたら
すぐに別のピックに切り換えましょう。
最初の構成に執着することも賢くありません。
常に柔軟に、これも重要な考え方です。
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