【初心者ガイド】6vs6を作れない戦いは負ける

・はじめに
今回のテーマは、
「戦うときは6人そろってから戦おう」
というものです。
他のFPSをやっている人ほど、
自分単独でのマルチキルに挑戦してしまうのではないでしょうか?
しかしこのオーバーウォッチというゲームは
単独での活躍が期待できないような作りになっていて
活躍のためにはチームプレイが必須になっています。
この記事では、
なぜ6人そろってから攻め込まないといけないのか?
初心者がおちいりがちな失敗例を紹介し、
初心者が勝てない理由No.1である「待たずに死ぬ」からの
脱皮を目的としています。
環境が変化にともない、本内容が現状に適していない可能性があります。
・1vs1はウデと相性の勝負
誰の邪魔も入らない1vs1の戦い、
オーバーウォッチではこれをデュエルと呼んだりします。
デュエル勝負であれば、その決着のほとんどは
プレイヤーのウデマエで決まります。
エイムや読み合いを制した側が勝利をつかむので
大会でもたびたび名シーンが生まれます。
しかし、このデュエルであっても一筋縄ではいきません。
ウデマエより重要な「相性」です。
例えば、ウィンストン vs マーシー のデュエルは
100%ウィンストンが勝利します。
それぐらいに相性は勝負を決める重要な要素であり
この相性のため、他FPSと大きな違いが生じるのです。
・6vs6じゃないと負ける理由
6vs6じゃないと負ける理由の1つに
「1人ではキャリーできない」という
ゲームデザインが挙げられます。
キャリーとは勝利に導く行動/プレイヤーのことです。
他FPSとは違い、ヘッドショット→即キルとはいかず
マッチアップによっては何発もヘッドショットが必要です。
そのため、1人で瞬時に複数人を倒すことはできません。
これを別の角度から捉えなおしてみると
「一度ついた人数差は返しにくい」という構造が見えてきます。
したがって、ひとたび人数差で不利がついてしまうと
ズルズルとその不利が続いてしまい負けが確定します。
それではもっともイメージしやすい1vs2を考えてみましょう。
あなたはソルジャー76 vs マクリーのデュエルをしています。
あなたが先にヘリックスロケットを決めるのか?
それともフラッシュバンからのファニングを決められるのか?
・・・おっと、
そこに敵ラインハルトが盾を構えてやってきました。
盾の後ろから狙い撃ちしてくる敵マクリー、
あなたに勝機はあるのでしょうか?
「次回、ソルジャー、死す!」
勝負の行方がわかりやすい構図でしたね。
しかし、1vs2の勝敗がわかりやすいの対し、
5vs6や4vs6といった戦いになると
挑戦しようとしてしまう人のなんと多いことか!
・「待つ」ことへの慣れ
一般に、
相手より4倍強ければ1vs2でも勝てる、
相手より1.4倍強ければ5vs6でも勝てます。
なので、5vs6なら勝てるかもしれない・・・?
※ランチェスターの法則より
いえ、不利であることは違いありません。
マッチングシステムが健全に機能している場合、
相手チームはこちらチームと同等の実力です。
あえて不利な状況で戦い続ける必要はありません。
前線を下げて、味方を待ちましょう。
味方を待ち、再び6vs6であたる方が
よっぽど勝つ可能性を引き伸ばせます。
味方を「待つ」ことに慣れましょう。
最初のうちは、もどかしさに体が震えることもあるでしょう。
しかし、慣れれば逆になります。
待たずに攻め込む不毛さにイライラするようになれば
初心者からの出口が近づいてきている証拠です。
・チームの「今」に目を見張る
そうは言うものの、いつ待てばいいのかわからない。
確かにマップや、攻撃サイド/防衛サイドの違いで
待つタイミングがかわることは良くあります。
まずは、自分が死んだら味方全員を待つがいいでしょう。
次に、キルログを見るクセをつけましょう。
今、人数差はどうなっているのでしょう?
さすがに3vs6なら下がった方がいいと思います。
最後に「味方へのアドバイス」に挑戦しましょう。
「今、人数差ついてるから待ちましょう!」
気づいていない人も「はっ」とします。
この一言がチームを勝利に導くのです。
チームで勝つゲームだからこそ、
「チームの今」への理解が必要なのです。
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